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今年から、忘年会などのイベントが復活しました

今年は数年ぶりに、お酒の席がたくさんあるという方も多いのではないでしょうか。
人とお話しながら飲むお酒、楽しいですね♪

お酒のアルコールは、肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解されます。
このアセトアルデヒドが有害で、酔っぱらった状態を作ります。
血中の濃度が濃くなりすぎると、頭痛、吐き気、動悸、二日酔いになります。
でも、ご安心ください。
太古の昔から果実などが自然発酵したものを口にしていた人類。
この有害なアセトアルデヒドを分解する酵素を持っています。

日本人は欧米人に比べてお酒に弱い

日本人の約半分は欧米人と比べてアセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱く、
その中の数%は全くアセトアルデヒドを分解できないという調査結果があります。
ちなみに欧米人でアセトアルデヒドを分解できる人は、ほぼ100%だそうです。

こちらのアセトアルデヒドを体内で分解する際、水と糖分が必要です。
そしてお酒を飲むとトイレに行きたくなるので、脱水症状になりがちです。
意識してお水を飲みましょう。

お酒を飲むと糖分を消費するので血糖値が下がり、お腹がすいて食べ過ぎてしまいます。
締めのお茶漬け、締めのラーメン、なんとなく高級アイスを買って帰ってしまったり。

なるほど、酔っぱらうとついつい食べ過ぎてしまうのは、
アセトアルデヒドという有害物質を分解するために体が糖分を欲しているからだったのですね。
酔っぱらって意志が弱くなったせいだと思っていました。
そして有害物質を分解するために必要だから、体が欲しているのなら。
たくさん食べた方が体に良い!ような気がしますが、少しお待ちください。

食べた分だけ、太ってしまう

当然ですが、食べた分だけカロリーオーバーになります。
肥満による生活習慣病などにご注意ください。

よほど栄養失調の人以外は、糖は肝臓や筋肉にたくさん蓄えられています。
アセトアルデヒドの分解にはその蓄えられた糖分を使うので、
締めに炭水化物やスイーツを食べて補充しなくても大丈夫です。
酔っぱらった帰り道、お腹がすいても、少し我慢すれば体に蓄えられた糖が使われます。
それよりもお水をしっかり飲んでから寝た方が、アセトアルデヒドは効率よく分解されます。
すなわち、次の日にお酒が残りにくくなります。

なお、お酒を飲みながら楽しむ会席料理のコースでは、最後にお米のご飯が出てきます。
ご飯が出てきたら、お酒はそこで終了です。
そしてデザートを頂き、お茶を飲み。
お酒を楽しみつつ次の日に残さないよう、会席料理のコースはよく考えられていると思いました。

お酒は百薬の長

日本人は欧米の人に比べると、お酒に弱い傾向があります。
健康診断に行くと、お酒の適量は男性の場合で、
ビール 500ml缶
日本酒 180ml
ワイン 200ml
アルコール度数7%のチューハイで350ml缶
ぐらいと言われます。
一般的に女性の方がお酒に弱いので、女の人はその半分ぐらいを目安にしましょう。
個人差あります。

でも、お酒を好きな人は少しだけ飲むというのは難しいと思います。
飲み始めたらそれなりの量を飲んでしまいます。
なのでまず、毎日は飲まないようにしましょう。

休肝日を作るというよりは、飲んだお酒の総量が問題なのだそう。
少量でやめられる人は、毎日飲んでも大丈夫です。
たくさん飲んでしまう人は、週に何日かは飲まない日を作ることです。

お酒を飲む際は、アセトアルデヒドが分解されるように水と糖分も摂取しましょう。
チェイサーのお水を用意してお酒の合間に口にしたり、空腹のままではなくおつまみを口にしたり。
楽しく美味しく、お酒をたしなみましょう。

マメ知識

二日酔いの際に飲む、シャキッと元気が出るウコンなどの栄養ドリンクがあります。
結構効くような気がしますが、ウコンに即効性はありません。
実はウコンに限らず多くの栄養ドリンクには、微量のアルコールが含まれています。
そして甘いのが特徴。

微量のアルコールで血行がよくなり、甘さで血糖値が上がるのですぐに元気になります。
ここぞと気合をいれたい時には、おすすめです。

ウコンやそれ以外の様々な漢方薬やサプリメントは、気長に飲み続けてみてください。
即効性はないものの、気付けば体質改善につながるかもしれません。

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