「空耳アワー」でもおなじみの、深夜番組、タモリ倶楽部。
7/5のO.A.は「潜入!日本のリトルエチオピアin四つ木周辺」ということで、5月のアド街ック天国に引き続いて「リトルエチオピア」が登場しました。
リトルエチオピアレストラン (Little Ethiopia Restaurant)
東京都葛飾区東四つ木3-34-17
03-6323-3983
営業時間/18:00~23:00(定休日:月曜日)
レストラン・エチオピア、NPO法人アディアベバ・エチオピア協会と共にこちらのブログでもおなじみなアベベさんが今回も登場です。
エチオピアと言えば…の質問に、さすがのタモリさん!な回答。
そして、マラソン大国・エチオピアのランナーのパワーの源!という事でインジェラが登場しました。
※くれぐれも「オシボリ」ではありません(笑)
見事にアイン(生地にできる穴=目の意味)ができていますね。
アインとはテフの発酵によってできる生地の穴。この穴が多く綺麗に並んでいるのがいいインジェラの証です。
エチオピアの国民食、インジェラの元となる「テフ」はイネ科の穀物で、鉄分や亜鉛を含むミネラル、たんぱく質、ビタミンB群、レジスタントスターチを含む食物繊維が豊富な、世界一小さなスーパーフード。
そのテフを発酵させて作るのが、このオシボリと言われたクレープ状の「インジェラ」です。
エチオピアでは水とこのテフを挽いたパウダーだけで発酵させますが、日本の気候では菌が発生しにくいためイースト菌を入れて発酵させます。
発酵食品なので酸味がありますが、日本人の好みに合わせて酸味を抑えているとか。(現地ではもっと酸っぱいんだそうです)また、ふわふわの食感を出すためにパン粉や小麦粉をプラスする場合もあるそうですよ。
ここでエチオピア流のインジェラの食べ方、アベベさんからタモリさんへ「マグロス」を披露していましたね。
エチオピアでは右手で食べることがテーブルマナー。
その右手で美味しい場所を取って、親しい人や大切なお客様のおもてなしを意味を込めて食べさせる行為のことが「マグロス」です。「グルシャ」は美味しいところを分け合った食べ物のことを意味します。
ちなみに、この食べ物を取った後、手指を舐めることはもちろんマナー違反。
皆さん簡単そうに手に取って食べていましたが、実際はなかなか難しく、ワットなどのソースで手がべたべたになってしまうことが多いとか。
インジェラの材料であるテフは栄養価満点でグルテンフリー、低GIな穀物です。
スーパーフードとして海外セレブからも注目を集めています。
そう、本日21:00~のウィンブルドンセンターコートでの準々決勝に出場するノバク・ジョコビッチ選手もテフの愛好家なんです!
インジェラに興味を持った方も、世界最小のスーパーフードテフに興味を持った方も。
ご自宅でインジェラにチャレンジしてみませんか?
エチオピアでは水とテフパウダーだけで発酵させることができますが、日本の気候では難しいのでドライイーストとあわせて作ります。
フルーツなどと合わせて美味しい南雲先生流のインジェラの作り方はこちら!
↓インジェラって?という方はこちらもご参考に↓
https://www.trendonline.jp/lovelyteff/injera/
インジェラはちょっと本格的で難しそう…という方はこちらのテフガレットがおススメ!
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