皆さんこんにちは!
“TREND BLOG” へようこそ! 担当のリリーです。
今週もお役に立てる情報を発信してまいります。
第28弾は『紫外線』について。
「日焼け止めを塗りなさい!」
このフレーズ、何回耳にしたことがありますか?
言われるがまま“とりあえず”塗っていたけれども、
日焼け止めを塗らず紫外線を浴びてしまうとどうなるのでしょうか。
紫外線って何?
私たちは紫外線を浴びることで、体内でビタミンDが作られます。
ビタミンDは強い骨や健康を維持するために必要な栄養素です。
最近では免疫力アップの効果があるということでも知られていますが、
紫外線を浴びすぎるのは要注意です。
紫外線は人以外に生物にも影響を及ぼします。
例えば、強い紫外線は病原菌を殺す力もあります。
このことから、「日光消毒」といわれ洗濯物や布団の日干しが昔から行われています。
紫外線の種類
紫外線には3つの種類があり、波長が長い順に「UV-A」「UV-B」「UV-C」のに分けられます。
「UV-C」はオゾン層に吸収されますが、「UV-A」と「UV-B」は地上に到着し、
私たちの肌に影響をもたらします。
・UV-A(紫外線A波)
A波は日常生活を送る中で「つい」してしまう日焼けのことで、雲や窓ガラスを通してくるため、
雨の日や室内にいても油断禁物です!
UV-BやUV-Cと比べて紫外線の強さは弱いが、浴びる時間が多くなり真皮にまで影響します。
そのため、お肌のハリや弾力を生むコラーゲンやヒアルロン酸などを作り出す
線維芽細胞にダメージを与え、シワやたるみなどの老化現象を引き起こすとされています。
紫外線によって生じるシミ、しわ、たるみは「光老化」と呼ばれます。
・UV-B(紫外線B波)
B波は海やプールなど「レジャー紫外線」と呼ばれ、主に屋外での日焼けを指します。
UV-Aよりエネルギーは強いものの、波長が短いため肌の表面に影響を及ぼします。
たくさん浴びてしまうと皮膚が炎症を起こし赤くなり、
シミやソバカス、色素沈着の原因となります。
また、UV-Bは皮膚の細胞のDNAに傷をつけてしまいます。
このDNAの傷が大き過ぎたり、度重なり修復能力を超えてしまうと、
誤った遺伝子情報が生じて「皮膚がん」の原因になるとも考えられています。
紫外線対策
日焼けをしてからローションなどで保湿をすることは痛みを抑えるなどの効果はありますが、
皮膚の老化や皮膚がんなどの長期的な予防効果は少ないと考えられます。
そこで有効な防御対策としては以下が挙げられます。
①紫外線の強い時間帯を避ける
春から秋にかけての季節は正午を挟む午前10時~午後2時が強いと言われています。
②日傘や帽子を利用する
夏の日中など日差しの強い時の外出に効果的です。
麦わら帽子などのつばの広い帽子は、より大きな効果があるようです。
③日焼け止めを使う
場合によって使用するものを選びましょう。
洗濯物や買い物をする時はそれほど強いものはいりませんが、
炎天下での活動がある際は効果の高いものや耐水性のものを選ぶのがおすすめです。
④サングラスをかける
紫外線防止効果のあるサングラスや眼鏡を適切に使用すると、
目の紫外線ばく露を最大で90%カットすることができるようです。
⑤衣類で覆う
袖が長い襟付きのシャツのように、
体を覆う部分の多い衣類のほうが首や腕などを紫外線から守ってくれるようです。
無理のない範囲で着られるものを選んでみてください。
⑥日陰を利用する
外にいる時は日陰を利用するようにしましょう。
また、直射日光のあたらない日陰であっても紫外線を浴びていることに変わりはないので気を付けましょう。
紫外線のダメージを防ぐには毎日の対策が大切となります。
365日、雨の日も曇りの日も紫外線に気を付けて、
美しく健康な肌を保ちましょう!
本日も最後までトレンドオンライン “TREND BLOG” をお読みいただきましてありがとうございます。
次回は『暴飲暴食』について特集いたします。
どうぞお楽しみに!
引用元:
http://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2020/matsigaisen2020.pdf
作成者
リリー