先日、NHK BSで放送された美と若さの新常識「発見!雑穀ごはん 真の実力」。ご覧になられた方も多いのでは?

グウィネス・パルトロウ、ビヨンセ、アンジェリーナ・ジョリー、ジェニファー・ロペスといった美しいハリウッドセレブがキヌアを愛用している、ということから、今日本でも注目されている雑穀が実際に美容に対してどう働くのかを紹介していましたね。
翌日、スーパーでは見事に雑穀が品薄状態になっていました!

マラソン大国・エチオピア原産の「世界最初の穀物」であるテフ。
もちろん、この雑穀に入ります。

三十三雑穀の中にテフの文字を発見!

実は冒頭に登場したグウィネス・パルトロウやビクトリア・ベッカムなどもテフを愛用しています。
2016年のスーパーフードトレンド予測ベスト10の2位に選ばれ、「キヌアを超えた」と海外では既に人気となっているテフ、残念ながら日本ではまだまだ知っている方も少ないんです…。

でも、この芥子の実ほどの小さな一粒に、驚くほどのパワーがあるのをご存知でしょうか?

お悩み別で並べられたこの雑穀たち。
ダイエットにはキヌアとアマランサス。
便通改善にはひえと大麦。
貧血改善にはもちあわともちきび。

実は、この3つ全てを兼ね備えているのもテフなんです!

鉄分は精白米の9.5倍、小麦の15倍。亜鉛は精白米の2.6倍、小麦の12倍も含まれています。
鉄分の他にカルシウム、リン、マグネシウムも豊富で、更にミネラルバランスも理想的です。カルシウム:リンの理想バランス1:2で構成されているため、健康の維持・増進に役立ちます。

食物繊維は精白米の16倍、小麦の3.2倍。
また、腸内環境に良い影響を与える、第3の食物繊維と言われている「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」も含んでいます。
テフ1粒に対し最大40%のレジスタントスターチが含まれているともいわれています。

カルシウムは精白米のなんと36倍!小麦の9倍も多く含まれています。
また、美容にかかせないビタミンB群(B1、B2、B6)も豊富。ビタミンB1は精白米の5倍、小麦の3.6倍。ビタミンB2は精白米の15倍、小麦の10倍。ビタミンB6は精白米の4.2倍、小麦の16.7倍。
体を作り、代謝を助けるビタミンB群は疲労回復にも役立ちます。

番組の中で、雑穀にはタンパク質が不足気味とありましたが、テフは豆腐に比べて2倍とタンパク質を多く含有しています。
また、テフには必須脂肪酸(オメガ3・オメガ6)と、9種類の必須アミノ酸がすべて含まれています。

しかもグルテンフリーで低GI!

高栄養で低カロリーであるテフは、味にクセがないのでどんなお料理に合わせられることもポイント。
お米を炊くときにグレインを(2合に対し大さじ一杯程度)一緒に入れて炊くと、ほのかに香ばしく冷めても美味しいもっちりテフご飯になります!
炊きたてのご飯にテフフレークをふりかけても美味しいです。
テフフレークは保水性に優れ、しかも一度水分を抱えると離水しません。
なのでご飯に混ぜると、いつまでもふっくらとしたご飯になります。

雑穀の味をしっかり噛みしめて楽しむのもいいですが、、、私たちは今こそこのテフを推したいと思います!!!!!