1月13日(日)に葛飾区福祉会館で開催された、アディアベバ・エチオピア協会主催のエチオピア新年文化交流会に参加してきました!

まずはお料理を。ビュッフェ形式で楽しみました。

こちらはテフを使ったインジェラとミックススパイスのべルバレ、トマト、手羽元、固ゆで卵で作るドロワットとひよこ豆の煮もの、スパイシーなレンズ豆の煮ものを薄い皮に入れて揚げたサモサのようなもの、羊肉の煮もの、ほうれん草の煮もの。豪華なワンプレートになりました!

初めてインジェラを食べた方もいらっしゃいましたが、「ドロワットとよく合っていて美味しい!」とおっしゃっていました。

そしてエチオピアのコーヒーセレモニー。
エチオピアでは、お客様のおもてなしとしてコーヒーを淹れるそうで、カリオモン(Kariomon)と言います。
エチオピアでは女性が結婚前までに身につけるべき作法の一つと言われていて、冠婚葬祭や大切なお客様がを迎えるときなどに女性が行う儀式なんだとか。
この儀式で使われるポットやカップなどは女性が代々受け継がれているものもあるそうですよ。
日本の茶道にも似ていますね。

コーヒーセレモニーは、まずはお香を焚いてその場を清め、コーヒーの生豆を洗って煎るところから始まり、全部で3回コーヒーを淹れます。
1杯目はアボル(Abol)と言って、一番若い子供が主賓者や年長者にコーヒーを勧め、その後参加者に配ります。塩やバターを入れて飲むこともありますが、砂糖が一般的です。全員が飲み終わるとカップを集めて2杯目のトーナ(Tona)、同様に3杯目のバラカ(Baraka)へと続きます。
1時間から2時間ほど、ゆっくりと時間をかけて、コーヒーを楽しむ儀式です。

そのほかにもエチオピアの音楽に合わせて踊る時間などもあり、楽しい時間を過ごすことが出来ました。