Teff for Sports -Athlete×LovelyTeff-
3.実井謙二郎さんにインタビュー/Part1
アトランタオリンピック男子マラソン代表で、現在は城西高校陸上部長距離コーチを務めている実井謙二郎さん。
実井さんは2018年11月発売のランナーズの記事でも紹介されたように、日頃からラブリーテフのフレークをご愛用頂いています。
ランナーズ掲載記事の内容はこちら!
https://runnet.jp/project/lovelyteff201901/
ラブリーテフのご愛用者である実井さんに、今回インタビューの機会を頂くことができました!
走ることが好きで、ストイックに体と向き合う実井さんの貴重なインタビューを、2回にわたってご紹介します!
実井さんは2018年11月発売のランナーズの記事でも紹介されたように、日頃からラブリーテフのフレークをご愛用頂いています。
ランナーズ掲載記事の内容はこちら!
https://runnet.jp/project/lovelyteff201901/
ラブリーテフのご愛用者である実井さんに、今回インタビューの機会を頂くことができました!
走ることが好きで、ストイックに体と向き合う実井さんの貴重なインタビューを、2回にわたってご紹介します!
走ることが好き
実井さんはマラソンを始める時、「42.195Km」にあわせて42歳までは走り続けたいと思っていたとか。気が付けばあれからもう8年も経ってしまったという今も、中学生のころから続いている「走ること」がある環境が一番自然で、心地いいのだそうです。
逆にずっと走らない時期があると、「これじゃいけない!」とモヤモヤが溜まったり、自分でないような気持ちになってしまうとか。
ずっと走ることを継続していたからこそ、走れないと寂しい気持ちになるとおっしゃっていました。
走っている時は自分の内面に集中して考えることが好きで、走りながら、自分の体がどう動いているか、バランスはどうか、など、意識しながら修正していくのだそうです。
意識のもち方については、様々な本を読み、合気道の本なども参考にされているんだとか。
合気道は、ご自身も少し習ったこともあるそうですよ。
走ることと食べること
そんな実井さんは40歳まで現役第一線で走ってこられました。現役時代、食に対しても、とてもこだわっていたそうで、コンフレークに生卵やゴマなど、体にいいものをたくさん摂るように努力していたとか。
それは高校時代に、実際にご自身が貧血で走れなくなってしまい、病院に通って治療した辛く苦い経験があったからだそうです。
貧血になると、血液内のヘモグロビンが足りなくなり、体に回る酸素も不足するため、タイムががくんと下がり、走るとすぐに息が上がってしまって走れなくなってしまった、と語ってくださいました。
今現在は、特に制限はなく、食べたいものを、食べたいだけ食べるそうで、時にはコーラを飲んだりもするんだとか。
以前ほどではないけれど、結構食べるんですよ、とおっしゃっていました。
でも、現在は前年に続き2月の青梅マラソンに生徒さんと一緒に10キロを走る予定で、少しずつ調整中だそうです。
ランナーズの取材撮影にて
現役時代の思い出
実井さんに現役時代一番記憶に残ったレースをお伺いすると、「オリンピック選考会(東京国際マラソン)」との回答が。オリンピック本番の時はいい走りができなかったけれど、この選考会は一番ベストのタイムができ、一番いい走りができたそうです。
走っていて気持ちよかったのと、日本人トップの成績で、「これでオリンピックに行ける!」という気持ちでいっぱいになったとか。
このオリンピックの選考会は、福岡、東京、琵琶湖とあったので、「福岡に出てベストが出なければ琵琶湖で勝負」という選択肢もあったけれど、そうはしたくなかったので、東京で決めることができた、思うように走りきれた試合なのだそうです。
また、逆に失敗談はありますか?と尋ねたところ、「悪かったことはすぐ忘れちゃうんですよね」と笑顔で返してくださいました。
海外の遠征先では、現地の食べ物に興味があるので、色々なものを食べたとか。
特産品というよりも、現地の人たちとの触れ合いが楽しく、言葉はあまり通じなくても、ランナーという共通の仲間として歓迎してくれ、地元の食べ物をすすめられたり、辛いチリソースなどを食べさせられたりして、盛り上がるのが毎回とても楽しかったのだそう。
今では日本でもスーパーなどで目にするマンゴーですが、エクアドルの遠征で初めてマンゴーを食べた時、とても美味しく、また100円くらいで買えたので、たくさん買って食べたところお腹を下してしまった(diarrea)のも、今では懐かしい思い出です、と話してくださいました。
ランナーズの取材撮影にて
現在、指導者として
ご自身の経験からも、生徒には走るとき(部活動)だけでなく、規則正しい生活をしていないと早く走ることは難しいと日頃から伝えています、と話す実井さん。部活動中はそれが理解できていても、部活を離れると、生徒たちの生活があり、勉強の他にもスマホやゲームで費やす時間などで、寝不足で体調を崩す事もあるのだとか。
便利な世の中になった反面、せわしない世の中になってしまった、とおっしゃっていました。
その中でも自分を厳しく律するためには、自分がTOPになりたい、早く走りたいとどれだけ強く思えるか、が勝負。
生徒たちの中からその強い思いを持って伸びてくる選手が出てくるのを楽しみにしているそうです。
ランナーズの取材撮影にて
次回は、東京マラソンなどを目指して練習を頑張っているランナーの方へ、実井さんから頂いたアドバイスやメッセージをご紹介しますので、お楽しみに!