Teff for Sports -Athlete×LovelyTeff-

9.ラブリーテフとアスリート 小野裕幸さん×金井麻由美さん対談/Part2

国内外で数多くのトップアスリートの栄養指導などのサポートをされている管理栄養士の金井麻由美さんと、日清食品グループ陸上競技部の選手として活躍され、現在は慶應義塾體育會競走部の長距離コーチである小野裕幸さんによるラブリーテフ対談のPart2。

これまでの思い出や経験談、これからトップを目指す選手や社会人ランナーへのアドバイスなどをたっぷりと伺いました!

実際にラブリーテフを食べてみて実感すること

金井さん:
女子選手は特に便通が良くなるという体感が多いです。その他にも、体調がいい、消化が良い、お腹が空くといった声が出ています。
これはテフに限らず、他の食品でも同様ですが、10日間くらい継続して摂取すると、実感が出てくるように思います。
また、血液検査での数値も良くなってきますね。
朝昼晩の三食をしっかり食べているとお腹が空かなくなることがありますが、栄養がしっかり摂れていると、消化吸収にも良い傾向が出て、「お腹が空く」といった体感が得られるのではないかと思います。このようなことからも、テフを摂ることはプラスに作用していると思います。

小野さん:
僕の場合はまず便通が良くなります。
お腹が緩くなりがちで、特に夏場は、暑いのでどうしても冷たいものを食べたり飲んだりして、余計にお腹が緩くなる事が今までずっと続いていました。
テフを食べ始めて2週間ほどしてから、お腹の症状の改善を実感したので、それ以降継続しています。
たまに不調になることももちろんありますが、基本的に調子のいい状態をキープできています。
夏場は暑い中の厳しいトレーニングで、内臓疲労が大きくなります。さらに食欲の低下などから栄養が上手く摂取できなくなります。
そうなると、トレーニングで負荷がかかり体は疲れているのに、回復するための食事が思うように摂れなくて栄養が不足する、といった悪循環になってしまいます。
お腹の調子が悪いと吸収できずに栄養が流れて行ってしまうので、テフでお腹の調子が整うことで改善されていると感じます。
また、お腹が緩い状態が続くと脱水にも繋がるので、そういったマイナス面が改善されるのではないかと思います。

金井さんが選手をサポートする上で気を付けていること

金井さん:
競技を始めたばかりの選手の場合は、知識が浅かったり自分のやり方が確立していないので、そこからのアプローチになります。前向きに取り組めることを一番に大切にし、自分なりのやり方を探していきます。
競技のキャリアが長い選手は、選手自身で自分のやり方が確立しているので、本人のやり方をできるだけ尊重しつつ、その中にアドバイスを組み込んでいくようにしています。
選手本人にも考えてもらい、納得して継続できることも、サポートの目的の一つになります。
なので、「指示をする、管理をする」というよりは、「こんなやり方があるけれど、どっちを選択する?」と、「提案する」ようなサポートを心がけています。

サポートしている選手との良い思い出や失敗談はありますか?

金井さん:
長期合宿では、目標となるレースを設定して取り組んでいるので、そのレースで良い結果が出たという報告が、何よりも嬉しいです。
失敗は色々ありますね…
例えば、「今日出したこのメニューはちょっと皆食べたくなかったかも…?」と感じるとき…美味しくないとかではなく(笑)気分じゃなかった、という時ですかね。
選手はメニューを選べないので、できるだけ多数が満足するものを選びたいのに、それを外してしまったときは失敗したかな…と思います。
合宿の食事ってそういう時ってありますよね?(笑)

小野さん:
まぁ…そうですね(笑)

遠征や合宿などでの食事に関する思い出

金井さん:
ついこの間の国内合宿ですが、10日間で体の変化がすごく出たんです。
いつもよりも食事の量は食べているのに体重がしっかり落ちて良い状態をキープできた、という選手が多く出て。
ヒトの体は短期間でもしっかりやればここまで変わるんだ!と実感できた合宿でした。
コンビニまで40分もかかる山の中で、選手が自分で間食を買うこともできない環境というのも、影響していると思います。
食べるものが変わるだけで、人の体は変化するんだ!ということを、あらためて実感できる合宿で、とても印象に残っています。

小野さん:
クロスカントリーでケニアに行った時、ホテルの食事が全く美味しくなくて口に合わなかったんですが、試合の前日だけは外のちゃんとした食事を出してもらえて。
その時のご飯がすごくおいしくて、今までで当たり前のように食べているご飯がこんなにも美味しいのか!と感じたことですね。
改めて、当たり前に食べられていた今までの食事がすごく幸せなことだったんだと痛感しました。
海外は特に(笑)
フランスに行った時は、フランス料理を想像するとすごくおいしそうですけど、食べるのはコース料理ではなくて…
家庭料理は全くダメでした。フランスパンばかり齧っていました(笑)

金井さん:
そう考えると日本はすごいですよね。どこに行っても食べられるご飯が出てくるし、色んな国の料理もある。海外ではまずありませんね。

昨年一線を退いてから

クロスカントリーの思い出話から、話題はトレーニングの話へ。
小野さんが今感じている現役時代とのギャップについて語ってくださいました。

小野さん:
これまでは、市民ランナーの方がレースで履くような底が薄い靴が普段の走る靴で、それをずっと履いて練習をしていました。
底の厚いクッション性の高い靴を履いているのを見ると、「重くて疲れるだけじゃん!」と思っていたのですが、今は底の薄い靴で走ると、足の筋肉、ふくらはぎなど衝撃を吸収するための筋肉が衰えてきているのでダメージがすごい。
今になって初めて「だから皆クッション性の高い底の厚い靴を履くんだ」と理解したし、筋肉のありがたみを実感しましたね。
今はアスファルトの路面などではクッション性の高い靴で練習しているので、いざトラックでかつてのような底の薄い靴を履くと裸足のように感じます。「こんなんで走るの?!」と(笑)
でもこの靴がベースになると、今度は筋肉がつかないのではないかという葛藤もあります。どちらがいいのか…足は守られるが筋肉の付き方が悪くなるのか…?と悩ましいところです。
アスファルトと土では土の方が走りやすいのですが、土や芝生で走るなら底の薄い靴で走らないとだめですね。
地面を蹴りやすい、つかみやすい、柔らかいところを感じて蹴る意識をするための練習になります。
監督からは、クロスカントリーの時はレース用の靴で走りなさいと言われていました。
今思うと、それはこういったことを意識するための練習だったんだなとわかりました。

陸上でトップを目指す選手たちへのアドバイス

日清食品グループ陸上競技部の選手を引退し、慶應義塾體育會競走部の長距離コーチとなった小野さん。
食を通じて選手たちの生活習慣や意識、コンディションを整えるサポートをする金井さん。
指導者として、サポートする側として、アドバイスを伺いました。

小野さん:
自分なりのスタイルを確立してほしいですね。
与えられたメニューは基本的に皆一緒ですが、その中でその練習の意図をくみ取って、この練習はどういう効果があるのかを理解した上で、その中で自分でアレンジを加えたり、理解した上での「もっとこうしたい」といった声を僕らは待っているんです。
そういった発言が出てくると、ちゃんと考えているんだな、意図が伝わっているんだなと実感できる。自分なりに考えて、こちら(指導者に)発信したり、練習に取り組めるような選手になって欲しいです。

金井さん:
小野さんと同じで、自分で考えることが大事だと思います。
作ったものを全部食べてくれるのは嬉しいことですが、その時にそれは自分にとって必要か、必要でないかをしっかり考えてチョイスすることをやって欲しいと思います。
選手それぞれ、課題や取り組みの優先順位が違います。講習会をするときは、そのことについて「自分でしっかり考えて選択する」、といったことができる選手になって欲しいとお話ししています。

社会人ランナーに向けてのアドバイス

定期的に練習を積めなかったり、集中してトレーニングの時間を取ることが難しい社会人ランナー。
上手く練習ができない時の気分転換、モチベーションを保つポイントを伺いました。

小野さん:
僕は湯船にしっかり浸かるという事を大事にしています。
絶対30分はしっかり浸かる。
これは自分のリラックスするタイミングでもあります。
リラックスする時はもちろん、怪我や故障で走れていないときにも必ず行っています。
1日のうちで汗をかくことが当たり前の生活になっているので、怪我や故障で練習ができずに汗をかくタイミングがないと、寝つきが非常に悪くなってしまうんです。
それが湯船に浸かってしっかり汗をかくことで解消されました。全然違います。
なので、走るトレーニングをしている人は、一日の中で汗をかくのが当たり前になっているので、一つの手段として湯船につかるようにして汗をかくのも良いかと思います。

金井さん:
自分で決めてそれを継続することが大切ですね。
今はインターネットなどでたくさんの情報を得ることがきるので、何が良いのかわからず、継続しにくい傾向があるように感じます。
自分で「これがいい」と決めたことを続けることによって、「ここまでやってきたから、大丈夫!」というような精神的な支えにもなるのではないかと思います。
私自身の経験の中に、「食事の取り組みが自分の中での自信に繋がった」、ということがありました。
「体の中も外も含めてここまでやっているのだから後悔はない!」という行動が、自分を支えてくれているのを実感しました。
トレーニング以外のことで、継続していることがあるということは、とても力になると思います。競技に対する、モチベーションの一つにもなるのかなぁと。
実は、この経験が「スポーツに携わる栄養士になろう」というきっかけになっています。

対談はPart3と続きます!

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