8.Teff for Sports ラブリーテフとアスリート 小野裕幸さん×金井麻由美さん 対談/Part1

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国内外で数多くのトップアスリートの栄養指導などのサポートをされている管理栄養士の金井麻由美さんと、日清食品グループ陸上競技部の選手として活躍され、現在は慶應義塾體育會競走部の長距離コーチである小野裕幸さんによるラブリーテフ対談が実現しました!

トップアスリートとして挑んできた小野さん、そしてその選手たちを支える金井さんは、日常からテフフレークをはじめ、ラブリーテフをご愛用頂いています。
そんなお二人がスポーツに対して取り組んでいること、心掛けていることなどを、ラブリーテフを実際に活用されている場面と共にじっくりお伺いしました。

お二人は実際にラブリーテフはどんな場面で活用していますか?

金井さん:
他の食材の代替として使用しています。
例えばゴマ、小麦粉などをテフフレークやテフパウダーで代用し、和え物肉団子のつなぎに…といったお料理で使用しています。また、ふりかけきなこにテフフレークを合わせて、選手が自分で手軽に食事に足せるものに、ラブリーテフを使っています。

小野さん:
自分で料理をするといったことではないので、先ほど金井さんがおっしゃっていたふりかけをご飯にかけたり、テフフレークをヨーグルトなどにかける…といった形で食事にプラスしています。

すでにご愛用されているお二人ですが、改めてテフフレークの感想はいかがですか?

金井さん:
まずはフレークの食感が好きで、味も好きなんです。
選手でもそのまま食べている人も結構います。テフは他の食材の味を邪魔しないし、そのまま食べても美味しいし、食感がいい!

小野さん:
食事の味の邪魔をしないので、かけても料理の美味しさが変わらない。しかもプラスアルファで栄養が摂れるところが気に入っています。

ランナーが鉄分や栄養素が取れなくなると、具体的にどんな症状が出るのでしょうか?

小野さん:
長距離ランナーは(発汗や足裏の衝撃が原因となって鉄分が不足しやすいため)鉄分が足りないと貧血になります。
貧血の症状が出ると走りに影響が出てきます。
今までできていた何でもないことが突然、急にできなくなります。
その不調の原因究明のために血液検査をしてみると実は貧血になっている、という選手がすごく多いんです。
急に走れなくなったら、まず貧血を疑いますね。
僕はあまり貧血傾向になったことはないのですが、気を付けています。
なので、テフフレークは鉄分を日常の食事にプラスアルファで手軽に摂れるのはとてもありがたいです。

金井さん:
私は、合宿や遠征先での選手の顔色や自覚症状、女子選手の場合は生理周期などもチェックしながら体調に気を付けています。
女子選手は特に顔色に出やすいのでわかりやすいかも。男子選手は顔色に出るよりもパフォーマンスでわかることが多いですね。
監督、コーチ、トレーナーなど、スタッフに選手の現状や過去の傾向を確認し、対策を練るようにしています。

体調やコンディションの管理で苦労した事や気を付けていること

金井さん:
合宿・遠征では、便通が悪くなる、食欲が落ちる、消化が悪くなる…など、環境の変化による体調不良が多いですね。
その時々の選手たちのコンディションを見て、食事の内容を変えていくようにしています。
合宿の序盤は、消化のいいものや水分を多くとれるメニューなどで調整をします。

小野さん:
僕は、試合前は緊張やストレスで必ずお腹がもたれたような状態になるので、食事がとれないことはないけれど、美味しく食べられない事がたまにあって苦労しました。

金井さん:
合宿や遠征の場合、内臓疲労やストレスなどで美味しく食べられない選手も出てきます。
なので、朝食だったら前日の、昼食や夕食であればその日の練習メニューに合わせて、気温などを考慮しながら、味付けや食感を変えたり、主食をご飯・麺・パンなどを変えたりして、メニューを考えています。

具体的にどういう時に貧血になりやすいのでしょうか?

小野さん:
夏は大量に汗をかくことと、合宿やトレーニングなどで走行する距離も増えるので、貧血になりやすい傾向にあります。暑さなどの季節要因による貧血のリスクは高いですね。

金井さん:
私がサポートしていた選手の中にも、夏にしっかり練習を積めていたのに、秋になって思うように練習ができなくなるといった状況になった選手が多くいます。夏のトレーニング時に暑さで食欲が落ちる、消化不良を起こすなど、食事が原因でこのようなことが起こります。
また、普段取っている食事の食品数が少ない、好き嫌いが多い、寮食などのメニュー数が決まっていて栄養が足りない場合も、貧血のリスクが高くなります。
様々な食品を食べることで、栄養バランスが整うので、偏った食べ方は出来るだけ改善していきたいですね。

小野さんが現役選手時代に栄養摂取について心がけていたこと

2019年7月末をもって日清食品グループ陸上競技部を退部された小野さん。
ここで小野さんの現役時代の思い出や思いについて伺いました。

小野さん:
きつい練習・レースの後は意識してたんぱく質を摂るようにしていました。プロテインはもちろん、プラスアルファで食事の時もたんぱく質は意識しています。たんぱく質はポイントですね。サプリメントを摂ることもありますが、あくまでサプリメントは食事の栄養補助なので、やはり食事が大切だと思います。

現役時代の良い思い出と悪い思い出

小野さん:
やはり箱根駅伝・ニューイヤーで優勝した試合が一番良い思い出ですね。
悪い思い出は…大学3年の箱根駅伝で途中棄権したときです。

陸上を続けてこられたモチベーションとは

小野さん:
幸せなことに順天堂大学でも、日清食品でも常に優勝を狙えるチームに在籍することができました。その中で多くの人から注目を浴び、たくさんの方に応援をしてもらい、その中で自分が頑張ればそれだけの評価をしてもらえるという環境の中で成長できたことだと思います。

現役を終えて

小野さん:
ここ1年は高みを目指してという事ではありませんでしたが、最後は自分が納得のいく形で終えることができました。自分自身、引退レースをするとは考えていませんでしたが、いいタイミングで引退レースとして参加することができ、自分なりにそういう場を作ることができて良かったです。

※小野さんは、日清食品グループのユニフォームを着て走る最後のレースとして、2019年7月11日に開催された第2回順天堂大学長距離記録会に出場されました。

Tokyo2020に向けて期待していること

そんな小野さんのレースの思い出話から、話題は来年開催される東京オリンピックに。
お二人にどんなことを楽しみにしているかを伺いました。

小野さん:
MGCがかかっている日清食品グループの佐藤悠基選手(東京マラソン2018で獲得)、村澤明伸選手(北海道マラソン2017で獲得)の2人が出場てくれれば最高ですね!もちろんどちらか1選手でも出てくれたら最高です。

金井さん:
サポートしているオリンピックを目指している選手やパラリンピック選手がいるので、いい結果を出してくれれば嬉しいです!
また、栄養士としてはスポーツの中での栄養の部分の重要性が根付いてほしいですね。パフォーマンスを向上させるための体づくりの全てはまず食事から、というところがしっかり根付いてほしいと思います。

対談はPart2、Part3と続きます!

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